1泊2日のキャンプと2泊3日のキャンプ、どちらが正解?

3連休や夏休みになると、キャンプに行きたくてウズウズしませんか?
連休初日と中日または連休中日と最終日に楽しむ1泊2日のキャンプ、3連休をフルで楽しむ2泊3日のキャンプ、宿泊プランはいろいろありますよね。

今回は、1泊2日のキャンプと2泊3日のキャンプのどちらを選べばよいか、メリット・デメリットを交えながら解説します。

1泊2日のキャンプのメリット

気軽にキャンプに出掛けられる

土日に2泊3日のキャンプは難しいですよね。
連休や夏休みならともかく、会社員や学生にとって、仕事・学校を休んでキャンプに出掛けるなんてこと、なかなかできません。

気軽にキャンプに行こう!ところが、土曜・日曜は仕事が休み(職場にもよりますが)、学校も休みのことが多いです。ですので、キャンプ場さえ空いていれば、今週の週末にキャンプに行こう!ということも簡単にできちゃいます。

キャンプ道具や荷物が少なくて済む

キャンプ中級者以上になるとさまざまな調理器具を揃えていることでしょう。

バーベキューコンロに卓上コンロ、ダッチオーブン、フライパン、クッカー(鍋)、ホットサンドメーカー…

1泊2日のキャンプで全ての道具を使いますか?

使いませんよね♪

必要なキャンプ道具・調理器具だけを持っていけばいいので荷物が少なくて済みます。

また、必要な食材・飲料は、夕食と翌日の朝食分、それにおやつ程度です。
保冷剤を入れたクーラーボックスに食材や飲料を詰め込んでおけば、翌日まで十分に持ちます。

着替えも翌日着る服と、汚れた・濡れた場合の予備として+1着程度でしょうか。

これが2泊3日のキャンプになると、クーラーボックスが+1個追加、着替えも+1着以上、調理器具も料理の内容に応じてどんどん増えていくのです。

2泊3日のキャンプのメリット

ゆっくりキャンプを堪能できる

2泊3日のキャンプの場合、大まかな流れは次のようになります。
1日目はチェックインとテントの設営、2日目はフリータイム、3日目は撤収とチェックアウト。

2日目に1泊2日のキャンパーが撤収している中、今日は何をして過ごそうかなと、のんびり珈琲でも飲みながらくつろいでいるわけです。
2泊3日のキャンパーはコーヒータイムが終わった頃、行動を開始します。海水浴や川遊び、釣り、サイクリングなどのアウトドア、カヌー体験やラフティング体験などのアクティビティ、ハイキングや星空観察などの自然体験、料理に凝ってみるなど、さまざまです。

キャンプで海水浴(シュノーケリング)を体験キャンプの2日目はゴールデンタイム。
ずっと思い出に残る、とびっきりの体験ができます。

1泊2日のキャンプのデメリット

キャンプ場で食べて寝るだけ?

有料のキャンプ場で1泊2日のキャンプを楽しむとすると、チェックインは午後、チェックアウトは午前中になろうかと思います。
チェックイン後にテントを設営し、夕食の準備、ご飯&焚火タイム、そして就寝。
翌日は、朝食後に撤収をはじめ、チェックアウトです。
1泊2日のキャンプは、夕食を食べて寝るだけ…残念です。

1泊2日でもアウトドアやアクティビティは体験できますが、キャンプの参加者全員で楽しめる時間はチェックインの前、もしくはチェックアウトの後しかありません。無料のキャンプ場ならチェックインとチェックアウトの時間は関係ありませんが、アウトドアやアクティビティの前後にテント設営もしくは撤収が控えています。

1泊2日のキャンプは意外に忙しく、のんびりできません。
自然の中でのんびり、時間がゆったり流れるイメージとは異なるかもしれません。

2泊3日のキャンプのデメリット

満室で予約ができないケースがある

3連休でキャンプを計画している場合、連休初日もしくは中日のどちらかが満室の場合、必然的に2泊3日でキャンプ場を利用することはできません。

また、キャンプフィールドの種類が複数あり、且つ、空室がある場合でも予約できないことがあります。例えば、オートサイトとフリーサイトの2種類があり、連休初日はオートサイトが満室でフリーサイトは空きあり、連休中日はフリーサイトが満室で、オートサイトには空きあり。
このケースの場合も、どちらかのサイトを2泊3日で利用することはできません。

どちらかと言えば、1泊2日でのキャンプ場利用者が多いのが現実です。
そのため、2泊3日での予約はシーズンにより取りにくいことがあります。

食材やキャンプ道具が多くなる

2泊3日のキャンプですと、夕食、朝食がそれぞれ2回、昼食が1~2回程度になりますでしょうか。
お茶やアルコール飲料も多めに持っていきますから、クーラーボックスが2個以上になることもあります。

2泊3日分のキャンプ道具保冷剤のみでは1日程度しか持ちませんが、クーラーボックス2個用意&1泊目と2泊目の食材・飲料を分けて入れる、凍らせる食材は冷凍しておく、ペットボトル入りのお茶を凍らせて保冷剤代わりにするなどの工夫が必要です。

料理の内容に応じてキャンプに持っていく調理器具も増えます。
着替えも多めに必要です。
ゴミの回収がない場合、2泊3日分のゴミの持ち帰りが必要です。

このように、2泊3日のキャンプの場合、食材や荷物が増えていきます。

キャンプ場の利用料金が高くなる?

有料キャンプ場を利用する場合、サイト料のみ、もしくは入場料とサイト料が必要なパターンが多いです。入場料は人数の掛け算となるため、ファミリーやグループで利用する場合、入場料も増えていきます。
それ以外に、ゴミの回収料金、電源利用料、施設維持負担金など、さまざまな追加料金が発生することもあります。

1泊2日ですとこれらを合算した利用料の支払いが、2泊3日のキャンプになると単純に1泊2日分×2倍の支払いが必要ですので、結構、軽視できない金額となります。

デメリットを解消してキャンプに出掛けよう!

いかがでしたか?

1泊2日、2泊3日、どちらのキャンプもメリットとデメリットが存在します。
メリットはともかく、デメリットは解消してキャンプを楽しみたいものです。

例えば、1泊2日のキャンプの場合、車中泊するという手もあります。
車中泊禁止でないキャンプ場を利用する場合、タープのみ設営し、就寝は車内で。
車中泊マットを敷くなどすれば、快適に就寝できます(夏場を除く)。

1泊2日キャンプで車中泊テントの設営と片付けが不要なため、1泊2日のキャンプでも比較的のんびり、ゆったりと過ごせます。

また、2泊3日のキャンプはデメリットも多いですが、2日目のゴールデンタイムの体験や経験は、デメリット以上のメリットがあるのではないでしょうか。

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