休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場で初の車中泊キャンプ

6月は連休がなく、2泊3日のキャンプができにくい時期でもあります。
また、梅雨シーズンでもあり、天気予報とにらめっこすることも度々です。

2021年6月のある日、キャンプに行きたくなった管理人。
1泊2日でキャンプの計画を立てたのです。

最初、土日でキャンプの予定を立てていたのですが、どうも日曜日が雨模様。
ということで、金曜・土曜の1泊2日で、愛媛県西条市の休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場に行ってきました。

ただ、1泊2日ということもあり、テントを設営するのが億劫な管理人。
キャンプ場で車中泊できないかと検討してみました。

管理人の車はミニバンなので、セカンドシートとサードシートを倒せば寝るスペースは確保できるのです。
ところが、シートの座面と背面の間に段差ができ、寝心地は最悪。

また、セカンドシートとサードシートを格納すればトランクスペースは広くなるのですが、後部車輪のタイヤハウスがトランクスペースに出っ張るので、家族3人で寝るのは手狭となります。

家族3人で寝るにはシートを倒し、後部スペースの確保が必要。
シートの座面と背面の段差を解消すれば、寝心地は改善されるはずです。

車中泊についてネットで調べていると、車種専用の車中泊マットなるものを発見。
というこでと、今回の休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場では、車中泊マットを使ってキャンプをしてみました。

キャンプ場の予約

四国北西部の愛媛県今治市と西条市の境目にある休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場。
予約はネットからも行えるのですが、サイト区画内に車を横付けできるとは限らないようです。

予約時に備考欄に「車中泊するので、駐車場に近いサイトを希望します」と、こちら側の要望を伝えました。
果たして、駐車場に近いサイトを割り当ててくれるのでしょうか?

キャンプ場へ出発

休暇村瀬戸内東予の中にキャンプ場があります。
休暇村瀬戸内東予へのアクセスは良好で、今治湯ノ浦ICから約4kmのところにキャンプ場が位置しています。

高速道路を利用する場合、松山自動車道のいよ小松JCTから今治小松自動車道に入り、終点の今治湯ノ浦ICで降ります。そこから国道196号線を西条市方面に約3km行くと休暇村入口があり、さらに高台をのぼり約700m進むと休暇村瀬戸内東予のホテル(本館)があります(休暇村入口には案内看板があるので、すぐに分かるかと思います)。

キャンプ場はホテルがある高台を約1km降りたところにあります。
そこには休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場と休暇村海水浴場があります。

なお、休暇村瀬戸内東予のホテル横にゲートがあり、21時から6時まで閉鎖されるのでご注意を。

休暇村瀬戸内東予のホテル(本館)で受付

キャンプ場の横に管理棟があるのですが、受付(チェックイン)はホテル(本館)のフロントで行いました。

区画サイトは指定されるのか思ってましたが、空いているところを自由に使っていいとのことで、本日は第1キャンプ場のみ使用OKだそうです。

あと、キャンプ場に車を乗り入れるにはリモコンキーがいるそうです。
キャンプ場の入口にチェーン式の入退場ゲートがあり、リモコンキーがないと車を乗り入れできないとのこと。

リモコンキーの保証金として3,000円を預け、受付を終了しました。
なお、保証金はチェックアウト時にリモコンキーと引き換えだそうです。

休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場の入口受付終了後、ホテル(本館)のある高台を約1km降り、キャンプ場の入退場ゲートに到達。
リモコンキーを操作すると入退場ゲートが開き、キャンプ場に車で入場できました。

キャンプ場にはすでに先客が1組。
海釣りを楽しんでるようです。

結果的に本日のキャンパーは、先客の1組と、我々家族の2組のみでした。

第1キャンプ場の施設紹介

休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場の案内看板です。
第1キャンプ場は全23区画で、第2キャンプ場は全15区画です。
第2キャンプ場には、電源ありサイトが2区画あります。

区画テントサイト区画サイトは全面芝です。
1区画の広さは10m×10m程度です。

休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場のテントサイト第1キャンプ場 全23区画の内、10区画が常設テントサイトとなっています
常設テントサイトでは、手ぶら de キャンプを楽しむこともできます。

第1キャンプ場の炊事棟屋根付き・照明付きの炊事棟です。

炊事棟の水栓炊事棟の流しには水栓が12個あり、炊事棟中央にコンクリート製の調理台があります。

炊事棟のかまど流しの反対側にはレンガ製のかまどが8基あります。

第1キャンプ場のトイレ第1キャンプ場のほぼ中央にトイレがあります

ゴミステーションフェンスで囲われたゴミステーションで、ゴミの分別が必要です。

タープの設営

今回のキャンプは車中泊なので、テントは張りません。
でも、日差し、雨・風除けのため、タープを張ります。

日中や食事の際はタープの下で、就寝は車内ってことです。

コールマンのタープ。
車中泊のためにゲットしました。

初のタープ設営に一人で挑戦します。

コールマンのタープを設営中クロスポールをシートに通して立ち上げ、倒れないようシートを引っ張りながら反対側のクロスポールも立ち上げます。

タープの設営完了サイドポールを立ててロープを張り、ペグで固定。
反対側のシートも張り、ロープで固定して設営完了です。

あとはテーブルや椅子を組み立て、調理道具等の入ったボックスを配置して完成です。

車中泊の準備

休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場で車中泊するため、寝床をつくります。

まず、ミニバンのセカンドシートとサイドシートを倒し、フルフラットにします。
シートの座面と背面の間の段差にクッションを入れ、段差を解消。

車中泊マットで寝床をつくるそれからシートの上に車中泊マットを敷くと、快適なベッドの完成です。

車中泊にも欠点はあります。
それは、窓ガラスが透明なので、車の外から中が丸見えってことです。

カーテンでもあればプライバシーは確保できるのですが、そんなものは付いていません。
そこで遮光プライバシーサンシェードを車の窓全てに装着し、カーテン代わりとしました。

カーテンの代わりの遮光プライバシーサンシェード遮光プライバシーサンシェードはカーテンレールを必要とせず、吸盤で簡単に脱着できる優れものです。

キャンプ場に小雨が降る寝床が完成した頃、小雨が降り始めました。
天気予報で降水確率が高いのは知ってました。
雨が降るかもとは予想していましたが、いつ雨が止むのやら…

雨が止むまで、大人は車中泊マットに横になり、リラックスタイムへ。
子供は初めての車中泊で大はしゃぎ。

日本の渚百選に選ばれた桜井海岸

17時過ぎ、雨が止み、桜井海岸を散歩しました。
休暇村瀬戸内東予には、「日本の渚百選」にも選定されている桜井海岸があり、瀬戸内海を代表する自然海浜の一つとなっています。

桜井海岸に隣接する休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場キャンプエリアからは桜井海岸がすぐ目の前に広がります。

東予休暇村海水浴場白い砂浜が続く休暇村海水浴場。
海水浴場には駐車場が併設されており、キャンプ場の利用者でなくても無料で利用できます。
また、キャンプ場の管理棟内にはシャワー(有料)があり、誰でも利用可です。

釣りや磯遊び、夏には海水浴と、海+キャンプでアウトドアを満喫できることでしょう!

夕食の焼肉に散歩後の晩酌タイム

夕食の焼肉タイムいよいよお待ちかねの夕食タイムです。
今回は少し贅沢に、牛タン、カルビ、ハラミの3種類のお肉を用意しました。

桜井海岸から見える瀬戸内の島々夕食後、子供に誘われて、桜井海岸を散歩します。
子供は波打ち際をゆっくりと歩き、海ならではの感覚を楽しんでいます。
誰もいないのでプライベートビーチの感覚です。

桜井海岸を散歩する子供桜井海岸から瀬戸内の島々がみえます。
波も風もなく、とても穏やかです。

第2キャンプ場の炊事棟とトイレ散歩の帰り、第2キャンプ場をのぞいてみました。
第2キャンプ場は、サイトごとに車を横付けできるみたいです。
また、トイレと炊事棟もあります。

自分の区画サイトに戻る途中休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場の自分の区画サイトに戻ったのは20時前です。。
嫁がタープの下で何かをしています。
スマホでもいじってるのでしょうか。

キャンプ場で晩酌タイム散歩後、大好きなポテチをおつまみで、芋焼酎の水割りをチビチビといただきます。
薄暗くなりましたが、穏やかな風景と波の音を楽しみながらの晩酌タイム。

就寝前にタープの高さを調整

就寝前、夜間に雨が降るかもしれないので、タープの中央部にキャンプ道具をまとめ、それからタープのクロスポールの高さを下げてタープ全体を低めに設営し直します。

タープのシートをキャンプ道具に被せ、盗難への抑止力につなげるのです。
シートの端は地面すれすれにすると、目隠し効果がアップします。

キャンプ翌朝の朝食

翌朝、7時頃、起床。

カーテンの代わりに車の窓ガラスに付けた遮光プライバシーサンシェードを外すと、結露してました。
少し窓ガラスを開けて換気していれば結露は防げたかもしれません。

窓ガラスの内側をさっと吹き、車のスライドドアとバックドアを全開にして自然乾燥。
そして、その間に朝食を。

今回のキャンプの朝食メニューは、定番のホットサンドです。
食パンにレタス、ハム、チーズを挟んで、ホットサンドメーカーで焼き上げます。

キャンプでの朝食はホットサンド今年初のホットサンド。
少し焼きすぎたようです。

でも、美味しくいただきました。

キャンプ場から撤収

休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場のチェックアウトは11時までです。

今回のキャンプにおいては、テントという大物がないので、早く撤収準備を終えることができました。
あとはタープを残すだけです。

休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ場でタープを撤収ところが、夜間も雨が降ったようで、若干、タープが濡れています。
太陽が顔を出せばすぐに乾くレベルなのですが、あいにくの曇り模様。

ガイロープ(テントロープ)も湿っており、この天気では乾きそうにありません。

ということで、90Lサイズのポリ袋にタープ一式を詰め込み、10時前にはキャンプ場を撤退しました。

翌日、タープ、ポール、ガイロープは自宅の庭で乾かした次第です。

初めて車中泊キャンプした感想

  • テントを設営する必要がないので、1泊2日のキャンプに行きやすくなった。
  • 雨模様でもキャンプに行きやすくなった。
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