夢の森公園キャンプ場で2泊3日の川遊び(2019年)

2019年8月の連休、2回目のキャンプを行いました。
場所は、仁淀川の上流にある支流のひとつ「中津川」沿いにある夢の森公園キャンプ場
このキャンプ場を選んだ理由は、川遊びができ、トイレ・炊事棟があり、さらに無料で利用できるからです。

現在、夢の森公園キャンプ場は有料&予約が必要ですが、当時は無料&先着順で利用できました。2022年6月に発生した落石で無期限利用停止でしたが、2022年11月からAサイトのみ受付予約が再開されています。

話を元に戻して、連休明けは四国地方に台風が接近するという予報だったので、キャンプの予定を前倒しし、連休前日から2泊3日でキャンプを決行しました。

連休の前日からキャンプに行くのにはもう一つ理由があります。
夏休み中の連休の初日で、しかも無料のキャンプ場。
朝早く現地に到着しないとテントの設営場所がないかもしれない。
それなら連休の前日からキャンプに行こう!といった理由から、夢の森公園キャンプ場でのキャンプを実行しました。後で述べますが、この判断は正解でした。

2回目のキャンプに出発

初キャンプの「石鎚ふれあいの里」から買い足したキャンプギアはなかったと記憶しています。前日までに食材やお酒を準備し、朝一番でそれらをクーラーボックスに放り込み、夢の森公園キャンプ場に向けて出発。テント等のキャンプ道具は前日の夕方、車に積み込んであったので、少し遅い朝食でありながらも早めに自宅を出ることができました。

徳島市と高知県の四万十市を結ぶ国道439号から仁淀川町に向かい、名野川郵便局近くの信号から高知県道363号線に入ります。信号側に夢の森公園の案内標識があるので迷うことはないでしょう!
そこからさらに中津川沿いを進むこと約5km。

夢の森公園の入口

道幅の狭い一車線道路を進むと右手に廃校を利用した宿泊施設「集落活動センター 山村自然楽校しもなの郷」と下名野川簡易郵便局があります。この左手の中津川の対岸が夢の森公園なっています。

夢の森公園 中津渓谷の案内看板夢の森公園の入口には案内看板があり、夢の森橋が架かっています。案内看板によると、夢の森橋を渡って右手に行くと夢の森公園キャンプ場に行けるとのこと

夢の森橋から眺める中津川夢の森橋の下を流れる中津川は、四国を流れる仁淀川の上流にある支流のひとつで、上流は中津渓谷県立自然公園となっています。

夢の森公園前の渓流中津川の美しい流れに沿って進むこと約500m、夢の森公園キャンプ場に到着です。

キャンプ場周辺や仁淀川沿いに店舗はみられなかったので、地元や大きめの街で食材等調達しておくことをおすすめします。

キャンプ場の施設紹介

夢の森公園キャンプ場の入口夢の森公園キャンプ場の入口側からトイレ、炊事棟、左手にキャンプフィールドが続き、右手奥が駐車場となっています。炊事棟とキャンプフィールドの間に丸太の看板「ゆめのもり」があったのですが、現在はミニサイズとなってキャンプ場入口でお出迎えしています。

共同炊事場屋根付き・照明付きの炊事棟がキャンプ場の入口側にあります。炊事棟はこの1カ所のみなので、キャンプ場の奥の区画をチョイスすると、100m程歩くことになります。トイレも同様です。

共同炊事場(流し)共同炊事棟には水栓が4カ所。流し台の左右には洗い物を置けるスペースがあります。区画数の割に水栓が少なめなので、繁忙期の食事前後には共同炊事棟が込み合うことでしょう。

トイレ

トイレ

ログハウス風のトイレ。入口に引き戸は付いているが、夜間、照明に引き寄せらた虫が少々侵入していたと記憶しています。

テント設営

午前11時過ぎに夢の森公園キャンプ場に到着。
連休前日だというのにキャンプ場は賑わっており、既にテントの設営を終えて、のんびりしている人もいます。

キャンプサイトに空きはほとんどなく、炊事棟に近い2区画が残っているのみ。
すぐさま車を横付けして荷物を降ろし、車は奥の駐車場へと。
そうこうしているうちに家族連れが最後のスペースを確保し、午前中にもかかわらずキャンプ場は満員となったのです。

午後からも翌日も夢の森公園キャンプ場を訪れるキャンパーは後を絶ちませんが、大半がUターン。
バイクで訪れたソロキャンパー数人は、キャンプ場手前の沿道の僅かなスペースにテントを張ってました。

夢の森公園キャンプ場のフィールド

キャンプサイト

さて、話をテントの設営に戻します。
2回目のキャンプということもあり、1時間程度でテントは張れ、12時半頃には全ての作業が終了しました。テントサイトは芝が多いですが、土の中に石などが埋まっているようで、ペグがなかなか刺さりません。ペグの向きや位置を変えたり、少々手間取りました。

フィールドは草が混じった砂利土なので、テントの中に何も敷かずに寝るのはおすすめしません。
1回目のキャンプの時と同様、2回目のキャンプでも薄いマットと寝袋しか用意していなかった私達。
翌日起きると身体全体が痛く、キャンプから帰ってすぐに対応策を考えたくらいです。3回目のキャンプ以降、キャンプマットを追加したので快適に寝られるようになりました。

テントの設営後はお待ちかねのランチタイム。
夢の森公園キャンプ場に来る途中の道の駅で買った弁当を家族3人で頬張り、お茶の代わりに缶ビールで喉を潤します。テント設営で一汗かいた後のビールが旨いこと

川遊び

夢の森公園キャンプ場沿いには中津川が流れており、河原では水遊びや渓流釣りが楽しめます。

夢の森公園キャンプ場前を流れる中津川キャンプ場の駐車場側に石段があり、ここから簡単に河原に降りれるので、小さい子供連れでも楽しめます。

川遊びする親子連れ中津川の上流側にはせき止めがあり、水が滝のように流れています。

中津川のせき止め奥に行くほど川の流れる音が大きくなり、コンクリートのせき止めに圧倒される!
今回のキャンプにおいて奥のせき止めで水遊びする者は誰もおらず、何とも言えない雰囲気でした。

キャンプ場前の川の水川の流れはそれほど早くなく、水深も浅いです。
上流側が一段高くなっており、石段側から簡単に上がることができます。
但し、石段側の水量が多く、足を取られて滑りそうになることがあるので要注意

夢の森公園キャンプ場で水遊びする家族連れ網を片手に目をキラキラさせてる子どもたち。
何かを捕まえて虫かごに入れ、じいっと観察している子もいます。
水中眼鏡を身に着けて水遊びする家族連れ。
夢の森公園キャンプ場は、川遊びにもってこいのキャンプ場です。

中津川の水質は、沐浴ができるくらいキレイ。
実際、この川で沐浴をして二晩を明かしたくらいです。

生き物たちの自然の楽園

山と川に囲まれた自然豊かなキャンプ場。
中津川上流域は小さな生き物たちの自然の楽園で、2泊3日の滞在中、さまざまな生き物達を観察することができました。

ミヤマカワトンボ金緑色の胴体に茶色い翅を持ったミヤマカワトンボ。
清流や渓流などを主なすみかとしており、日本のカワトンボの中では最大の大きさだそうです。

防水カメラで水中撮影防水デジタルカメラで川の中を撮影。
透明度が高く、時折、川魚の稚魚が泳いでる姿がみられます。

カワヨシノボリの発眼卵川底の石に引っ付く発眼卵(目が見える卵)。
キャンプから帰って何の卵か調べみると、カワヨシノボリとのこと。
ハゼ科の魚で、水流のやや強い場所に生息していることが多いらしい。

おたまじゃくし川底の石にくっついているオタマジャクシ。
観察すると、口で吸いつくように石にくっついています。

渓流に下りるための石段中津川で水遊びと生き物観察を楽しんだ後は、お待ちかねの夕食タイム。

キャンプでの食事

コールマンのテント1回目のキャンプもそうですが、2回目のキャンプも食事の写真を一枚も取ってませんでした。
初めてのキャンプで写真を撮る余裕もなかったのでしょう!
実際、3回目も残っておらず、4回目のキャンプから料理の写真が残っています。

1日目の夕食
焼肉(バーベキュー)
2日目の朝食
レーズンバターロールパン・目玉焼き・野菜サラダ
2日目の昼食
ピザ
2日目の夕食
お好み焼き
3日目の朝食
レーズンバターロールパン・目玉焼き・野菜サラダ

夕食はキャンプで定番のバーベキュー。
前回も述べましたが、我が家のバーベキューは炭を使いません。
カセットコンロの上に焼肉グリルを置いて、バーベキューを楽しむ!
炭を使わないのは後始末が面倒なのと、子供の火傷防止のためです。

2日目の昼食はピザでしたが、失敗作でした。
火力が強すぎてピザ生地の裏面が真っ黒焦げ。
それでも美味しい!美味しい!と食べてくれる家族の姿がありました。

最終日、キャンプの撤収

川のせせらぎで目を覚ます…
最初はノイズに感じましたが、慣れると心地よいリズムです。
台風が接近しているだけあって、昨日より風も強く感じます。

本日は最終日の3日目、キャンプの撤収日です。
チェックアウトの時間は関係なく、時間に追われることもありません(現在は有料キャンプ場となっており、チェックアウトは11時まで)。のんびり朝食をとり、片づけを始めます。

本日は3連休の中日。まだ10時過ぎにもかかわらず、キャンプをしにくる家族連れを乗せた車がやってきます。当然、キャンプ場は満員なのでテントを設営することはできません。

テントを片付けているとき、1組の家族連れから声を掛けられました。
今から撤収するか問われたので、撤収する旨を伝え、キャンプサイトをお譲りしました。

次回のキャンプは9月の連休を予定しています。
9月は台風シーズン、台風が来なければキャンプできるのですが…

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