失敗しないキャンプ場の選び方 5つの重要ポイント

キャンプ場を選ぶ際に重視しているポイントは何ですか?

キャンプ場の利用料金ですか。
それともロケーションやアクセスの良さですか。

今回は、キャンプの初心者の方でも「失敗しないキャンプ場の選び方」について解説します。

キャンプサイトに車を乗り入れまたは横付けできるか?


キャンプ場内での車の駐車に関しては、以下の3パターンがあるのではないでしょうか。

サイト内に車の乗り入れが可能なオートキャンプ場

オートキャンプ場の場合、指定された台数のみキャンプサイト内に車を乗り入れることができます。

車を直接乗り入れることができるので荷物を運ぶ手間が省け、気軽にキャンプを楽しむことができます。オートキャンプ場は、キャンプの初心者の方におすすめです。

サイト内に車の乗り入れはできないが、荷物の積み降ろし時に限り横付けが可能

荷物の積み降ろし時に限り、キャンプサイトへの横付けが可能なキャンプ場もあります。積み降ろし完了後は、施設内もしくは近隣にある指定の駐車位置(駐車場)に車を移動させる必要があります。

車を移動させる手間はありますが、キャンプ道具を直接サイト内、またはサイト近くまで持ち込めるので、比較的気軽にキャンプを楽しめます。

サイト内への車の乗り入れが禁止

キャンプサイト内への車の乗り入れができない場合、荷物の運搬手段を考えないといけません。

キャンプ場によってはリヤカーが常備され、荷物の運搬に利用することができます。しかし台数に限りがありますので、混雑時にはリヤカー待ちの列ができることもあります。

リヤカーが常備されていないキャンプ場の場合、アウトドアワゴン(キャリーワゴン)で荷物を運ぶか、人力で何回も往復しながら荷物を運ぶかしかありません。アウトドアワゴンは、荷物を載せて引ける台車のことで、 4輪で折りたたみ式のものが多いです。

アウトドアワゴンがあるとキャンプ場選びの範囲が広がりますので、1台用意しておくことをおすすめします。

しかしながらアウトドアワゴンを利用できないキャンプ場もあります。
駐車場とキャンプサイトが離れており、且つ、途中に階段等がある場合、アウトドアワゴンを転がして荷物を運ぶことはできません。最小限のキャンプ道具を背負うなり、両手に持つなどして運搬するしかないでしょう。

車の乗り入れができないからという理由だけてキャンプ場の候補から外すのはNGです。
車の乗り入れができないデメリット以上にメリットがあるケースもあります。

例えば、シュノーケリングが楽しめる絶景ビーチ&海水浴場が隣にある、清流での川遊びや川泳ぎを楽しめる、キャンプ場の利用料が格安もしくは無料だったり…

メリットとデメリットを天秤にかけ、メリットが勝るならキャンプ場選びの候補に入れるべきです。
デメリットが勝るなら、キャンプ場選びの候補から外すだけ。

キャンプサイト内への車の乗り入れの可否については、キャンプ場選びの重要なポイントです。

敷地内にトイレがあるか?


基本的に、有料キャンプ場においては敷地内にトイレがあります。

小さい子供連れの場合は保護者がトイレに同伴することも多く、キャンプサイトの近くにトイレがあるほうが便利です。実際、管理人も小さい子供がいますので、サイトを指定できる場合、トイレの近くを選択することが多いです。

まれに有料キャンプ場でも敷地内にトイレがない場合があります。
隣接する「道の駅」のトイレを利用したりするケースもありますので、キャンプ場利用の前にホームページ等で確認してください。

無料キャンプ場を選ぶ際は、トイレの有無を確認してください。

管理人は、無料キャンプ場の敷地内にトイレがなく、利用を断念したことがあります。ネット情報では数百メートル先に公衆トイレがあるのですが、子供を連れて数百メートル先のトイレに連れていくこと自体できかねますので、キャンプ場選びの候補から外した経験があります。

炊事棟(水道)があるか?

無料キャンプ場、特に河川敷や野営地でのキャンプを選択する場合、炊事棟、即ち水道(水栓)があるかどうか確認すべきです。


水栓がない場合、飲料水、料理の下ごしらえ、調理後の洗い物等々、困ることがたくさん出てきます。飲料水は持参すればOKなのですが、調理の下ごしらえや調理後の洗い物は困りますよね。

キャンプ場に水道がないのが分かっていれば、洗わずに済む料理にしたり、洗い物が少なくなるよう鍋やメスティンから直接食べる等々、打つ手はいくらでもあります。

水道がないキャンプ場でも、ポリタンク等に多めの水を持参すれば対応できます。

水道がある場合と、ない場合ではキャンプの準備物やキャンプ飯が異なります。
河川敷や野営地等でのキャンプを候補地に選ぶ場合は、水道の有無の確認をお忘れなく!

入浴施設(シャワー・お風呂)があるか?

1泊2日のキャンプ…
テント設営して、バーベキューして、片付けしてたら就寝タイムで、シャワー浴びる時間 or お風呂に入る時間がなかったって経験あるかと思います。


冬場ならまだしも、夏場ならテント設営で汗かいて、さらにバーベキューで汗かいて&煙のニオイがしみついてですから、さっぱりとシャワーでも浴びたいですよね。

有料キャンプ場を選べば、全てではないですが、お風呂があったり、シャワーがあったりで、至れり尽くせりです。

無料キャンプ場では、入浴施設を期待しないほうが良いでしょう。
海水浴場に隣接するキャンプ場では、海水浴場のコイン式シャワーが有料で利用できることもありますが、利用期間は海水浴シーズンの夏季限定だったりしますからね。

まだ1泊2日のキャンプなら入浴は我慢できますが、2泊3日となったらザブンとお風呂に入って汗やニオイを流したいものです。蒸しタオルで身体を拭いただけでもスッキリ感は得られますが、お風呂には敵いません。

キャンプ場にお風呂もしくはシャワーがない場合で、お風呂に入りたいという方は近隣の温泉を探してください。
車で20~30分圏内に温泉があったります。温泉を目指してドライブするのもいいかもしれませんよ。

チェックアウト時間に余裕があるか?

キャンプ場のチェックアウトは10時~13時のことが多く、この時間までにキャンプサイトから撤退しないといけません。

チェックアウト時間が11時ならまだ余裕がありますが、10時となったらゆっくり朝食を摂る時間すらありません。


キャンプを経験した方ならご存じだと思いますが、テントが結露しているので乾燥させる時間が必要だったり、荷物の収納に手間取ったりと、なかなかスムーズにキャンプ場を後にできませんよね。雨が降ろうなら、そのままテントを放置して、後で回収したくなる気分です

チェックアウト時間が9時なら、スマートな撤収など不可能です。
自宅でテントを天日干ししたり、無理やり詰め込んだキャンプ道具を自宅で整理整頓したりと、二度手間です。

管理人の場合、チェックアウトが9時のキャンプ場は候補地に選びませんが、条件が合えば利用することもあります。

例えば、レイトチェックアウトが利用できる場合、チェックアウト時間を数時間後に伸ばせたりします。
また、宿泊キャンプと日帰りキャンプを組み合わせ、チェックアウトを夕方に設定できるケースもあります。どちらのケースも有料となりますが、どうしてもそのキャンプ場を利用したい場合、利用する価値は十分にあるかと思います。

 

いかかでしたか?

今回は、「失敗しないキャンプ場の選び方」について解説しました。

これらのポイントは管理人がキャンプ場を選ぶ際に重視していますが、自分はどの基準を重視したいのかを考えてキャンプ場を選んでくださいね。